お二人新たな門出を心からお祝い申し上げます。当社の御祭神菅原道眞公が学問の神様として敬われています。天神様のご家庭にあっても御奥方との仲はむつまじく、十四方の御子達に恵まれられました。人々は、このような道真公と御奥方を“夫婦の鑑”と称え、後世御奥方(境内、花園社の御祭神)は夫婦円満・子宝・安産の守護神として慕い、尊びました。この度、お二人が“良縁”により、天神様の御前で御婚儀の式を挙げられることになり、末長い御多幸をお祈り申し上げますとともに、ご両家の益々のご繁栄を祈念申し上げます。
御本殿まで、新郎新婦・媒妁人・御両家・参列者の順に列をなして進みます。
「修袚」とは、穢れ(けがれ)を袚い清めるために行う神事です。
参列者や祭場を清らかにします。
新郎新婦のご結婚をご神前に末長い幸せをご奉告する内容の祝詞が読み上げられています。
三三九度の盃です。新郎新婦が御神前にお供えした御神酒を頂き、
盃につがれた御神酒を三口に分けていただきます
新郎新婦がお互いに御神前で、指輪を交換していただきます。
新郎新婦が御神前にて、『誓いの言葉』を読み上げていただきます。
今後の新生活を祈願して御神前にお供えしていただきます。
お供えをしてから、二礼二拍手一礼をします。
媒妁人も同様に玉串拝礼を行います。
両家の代表も同様に玉串拝礼を行います。
玉串は神前へのお供え物で、榊(さかき)の枝に紙垂(しで)という白い紙を付けたものです。
新郎新婦・御両家・参列者全員の前に盃が置かれており、
お二人の祝福と、ご親族皆様の御繁栄・御隆昌を込めて、御神酒をいただきます。
斎主が、ご新郎新婦、ご親族に祝辞を述べます。